はじめまして!今回初めてブログを書かせていただくことになりました。
まずは自己紹介から。
入社3年目のYODAと申します。
現在は、DBAとして1年ほどOracleを中心にDatabaseサーバーの運用保守を担当しています。
今回は、去る2016/10/27に恵比寿ガーデンプレイスで開催された
Oracle DBA & Developer Day 2016|日本オラクルに参加してきましたので、イベントの様子をレポートをしたいと思います!
入り口はこんな感じ。
会場入り口で、驚いたことにトランシーバーが配布されていましたΣ(゚ロ゚;)
米国Oracleの方の登壇もありましたので、
トランシーバーからリアルタイムで英語の通訳が聞こえていました。
さすが、大きなイベントは一味違いますね〜
■製品開発/技術のエキスパートが集結:Oracle Database 12cの本当の魅力を語り尽くす
午前中は、技術エキスパート集団によるセッション。
DBAの仕事は、クラウドになっても
重要性は増すことはあっても仕事がなくなることは無いと語ってました。
■Oracle Database 12c Multitenant へアップグレードしよう! 移行方法をわかりやすく解説
お次は、ランチセッション。
お弁当付きでアップグレードについての説明を受けました。お弁当は嬉しいですね♪
アップグレード移行方法は、ファイルシステム毎移行。ASMからASMへ移行ね・・ふむふむ。
■津島博士のパフォーマンス講座「チューニングの基礎から次期リリース新機能まで」
午後は3つのセッションに参加しました。
一つ目は「津島博士」。
津島博士のご紹介からさせていただくと・・
公式Oracleサイトで、技術記事を連載している大先生でございます。
津島博士のパフォーマンス講座
このセッションではAWRの解析、SQLの基礎知識、実行計画の見方等など・・・
運用でよく使う手法を教えてくれました、、、が、うーん・・DBA1年目の私にはまだ難しいことばかり。。
■しばちょう先生の特別講義!! ストレージ管理のベスト・プラクティス ~ASMからExadataまで~
午後2つ目はしばちょう先生!
しばちょう先生も公式Oracleサイトで、技術記事を連載している大先生です。
しばちょう先生の試して納得!DBAへの道
初めてしばちょう先生の声を生で聞きました。聞き取りやすくそして、分かりやすく感じました。
■バックアップ・リカバリのベスト・プラクティスが詰まったZero Data Loss Recovery Appliance詳解
午後3つ目、そして今回のセッションのラストはバックアップ・リカバリについて。
RMANの基礎的な所から説明してくれました。
Oracle DataBase 12cではこんな事ができる
セッションで学んだ事を箇条書きで残します。
■マルチテナント・アーキテクチャ
CDB(マルチテナント・アーキテクチャ)と呼ばれる部分がデータベース管理システム、
PDB(プラガブル・データベース)と呼ばれる部分が論理的なデータベースである
・DB構築期間の短縮
・アップグレード作業コストの削減
・運用管理の工数は大幅に削減
・いくつDBを統合しても単一DBとして管理できる
■Database In-Memory
・データ処理の多くをメモリ内で行い、
ストレージへのアクセスを最小限にとどめることでパフォーマンス向上を図るアーキテクチャ
・DataGuardのスタンバイDBでもAWRレポートが取得ができる
■ASM Flex Disk Groups
・従来のASMは領域が余分に余ったり、不足してしまったりしていたが
領域割当を制御できる機能
・DataGuardBrokerで PDBごとにフェイルオーバーが自動で可能
所感
ASMのリバランス機能は、魅力的だと感じました。
ASMにはリバランスの機能があり、ディスクの追加や削除が発生した際に
データが偏って格納されないよう再配置が行われるようです。
Oracle 11gR2までは同時にリバランスを実施することはできませんでしたが、
Oracle 12cでは並列実行ができるため、より短い時間でリバランスを終えることができます。
Disk Groupsの領域管理、楽に運用できるようになるといいナ~
おまけ
初めてOracleのイベントに参加させていただきました。
開催された恵比寿ガーデンプレイスは、景観がとても綺麗で散歩するのにも最適な場所で素敵でした。
また、機会があれば参加させて頂きたいと思います。