こんにちは、pdc okinawa アプリ開発チームの許田です。
沖縄は、ここ数日快晴の日が続いています。
心地よい日和の中、今回は「 iPhoneアプリにPush通知機能を実装してみよう」第2回を紹介させて頂きます。
注)「Urban AirShip」側の解説は、2013年5月時点のものです。
APNsサーバーと通信する為の鍵の作成手順と登録までの流れ
※「Urban AirShip」にアカウント登録及びアプリ登録済みである事を前提に進めていきます。
■■ APNsサーバーと通信する為の鍵を作成する ■■
① 証明書要求ファイルを作成する
- キーチェーンアクセスを起動
- メニューの[キーチェーンアクセス]→[証明書アシスタント]→[認証局に証明書を要求]
- メールアドレスと通称には、デベロッパーアカウントのものを入力
- 要求の処理は、ディスクに保存を選択→続ける→保存
② 鍵を作成する
- iOS Dev Centerにアクセス→[Developer Program Resources]→[Certificates,Identifiers & Profiles]→[iOS Apps]→[Identifiers]→[App IDs]
- 該当アプリを選択→[Settings]
- 「Push Notifications」がDisabledになっていたらチェック→Enabledの状態 にする
- [Create Certificates]を選択
開発環境用(Development Push SSL Certificate)と本番環境用(Production Push SSL Certificate)があるので用途に応じて選択する - [Continue]→[Choose File...]→①で作成したファイルを選択→[Generate]→[Done] [Download]から鍵が取得可能になる
■■ 鍵を登録する ■■
- 「APNsサーバーと通信する為の鍵を作成する」で作成した鍵をDownload
- Downloadした鍵をダブルクリックしてローカルの「キーチェーンアクセス」に登録
まとめ
今回は、APNsサーバーと通信する際に必要な鍵の作成からローカルのキーチェーンに登録するまでの流れを解説させて頂きました。
次回は、「Urban AirShip」側・サーバー側の設定とアプリ側の実装及びPush通知の検証までを紹介したいと思います。